カテゴリー別アーカイブ: 音の力

上達のコツは人前に出ること

ライアというギリシャ神話にもでてくるような楽器(復刻は20世紀になってから)を習いはじめて1年です。

昨日(2012年6月3日)、人前での演奏デビューをしてきました。
(5/30にもボランティアで引いてきましたが、入場料をいただく場でのデビュー)

3月か4月に先生に、福祉施設にボランティアで行かれるときにご一緒して見学させて欲しい。とお願いしたことがきっかけです。
その話から人前で弾いてみたいとなり、昨日の話につながりました。

今回、思い切って人前で弾くことを選択してよかったなぁと思いました。

楽器は自分のペースで練習ができる分、のんびりしがちでもあります。
具体的にいつまでに何を弾くということがないので、全体ではなく小さなテクニックに固執してしまうことも。
そこに発表の機会を得ることで、無理やり練習する環境をつくると、上達が早くなるなぁと気づきました。

同じような体験として思い出したのが、高校に入りエレキベースをはじめた時。
軽音楽部に入り、全員ほぼ初心者の仮のバンドを組んで先輩に言われたのが、
「1,2ヶ月後に発表会をするのでそれまでに3,4曲はできるように練習して。」ということ。
無茶ですよね(笑)

なんとか、出来ちゃうんです。もちろん上手い下手のまえに「なんとか弾けた」というレベルです。
先輩達に相談しながら難しすぎるところは少し簡単にアレンジしたり、毎日スタジオに入ったり。

そうするうちに弦のチューニング、譜面の見方、指使い、メンバーとの合わせ方など楽器やバンドというものにすごい早さで慣れてきます。
私がベースを10年以上本気で続けられたのも早い時期に人前で弾くということを体験して、達成感を味わったからだと思います。

そんなことを思い出した今回のライアの演奏会。
実は、ご一緒させていただいたのは先生以外でもライア歴が6年~10年という先輩方ばかり。
そこにライア歴1年の私が参加したのです。それでもやってみてよかったです。
もちろん練習量増やしましたし、実際にメンバー数名であわせてみたら音の出し方などのバランスを取ることの難しさも体感でき次への練習課題もできました。曲も増やしたいですしね。

「~したい」「次は~しよう」が、モチベーションの基礎になるのはご存知の通り。
この人前での学びを体験することの効用は、すべての学びに言えますね。
なにかをはじめたら、ブログでもなんでも発表の場を持つ。
そこを意識すると学びにも身が入るし自分のものになる。

できたら人前で話すとなお良いです。
本気で学びますから身につく速度がはやいです。
お試しくださいね♪

人前で話すと言うと「緊張しちゃって」「私なんかが。。。」なんて言葉をよく聞きます。

次回は「人前に出るときに上がるということ」についてお話ししますね。

始めることに遅いなんてないこと実践中

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この楽器、ライアと言います。
パルテノン神殿で使われていた楽器が元になっている弦楽器です。

シュタイナー教育で使われたり、楽曲を弾くのはもちろん、音楽療法などの現場でも活用されています。

この楽器との出会いは相当古く、10年前には弾いてみたいと思ってました。

が、実際に弾きはじめたのは1年前。
40の手習いです。
2週間に1度のレッスンを続け、本日高齢者のデイケア施設にボランティアで弾きに行って、人前デビューでした。

もしも、「こんな年ではじめてもねぇ」とか、「人前で弾くなんてまだまだ」とか、なんやかんやと思ってはじめてなければ、今日の体験もなかったのです。
体験して思うことは、「本当にやってよかった!」です。

1年前は、楽器も持っておらずどの音がドレミかを知るところから始まって、そして弦の弾き方を教わって、1音をならすことにワクワクしていました。

それが今では、メロディを弾き時々は和音や伴奏もいれられるようになってきました。

元々、弦楽器の経験は長いのですが、その経験が面白いほど活かせないとは!(笑)
弦の数、太さのみならず、弾き方が全く違うのです。
まさにチャレンジでした。

そして、発表の機会を得て、自分が奏でる音で、楽しんでくださる方がいることを体感できた今日。
本当に嬉しいことです。

先日、誰かがTweetしてました。
「これからの自分の人生、いつだって今日が1番若い日。」

なんでもできますね。

あっ、そういえば会社の経営も40過ぎてはじめたんでした。
こちらは今月で役員から退きますが、これまたチャレンジとして、いい経験しました。

これからもいろいろやり続けます。
音楽活動もうちょっとやりたいし、
場所作りたいし、
大学院にも行きたいし、
まだやってないけどアイディアはあるプロジェクトも幾つかあるし・・・

迷ってるなら、やっちゃいましょうよ。まだまだいけますよ!

高橋全さん(ゲストkiaraさん)のライブに行ってきました。

高橋全(あきら)さん、のライブに5月19日(土)に行ってきました。
高橋さんは、映画音楽なども手がける音楽家。
言葉のようにピアノを操ります。

前半はそんな高橋さんのピアノライブ。
そして後半は歌手のkiaraさんがゲストとして参加して、
福田もろさんの歌を歌われました。
(kiaraさんのお手伝いとして今回はお邪魔してきました。)

福田もろさんはお亡くなりになられている歌手。
86年に「うちゅうのうた」がNHKみんなのうたに採用されているので
この歌はご存知の方も多いかもしれません。
http://cgi2.nhk.or.jp/minna/search/index.cgi?id=MIN198604_03

なんと、ライブの前の日が命日で今年は10年目とのこと。
驚くようなタイミングです。
(ライブの日程を設定したときには知らなかったと!)

難しい言葉でなく、複雑な音程でもなく、なのにしっとりと心に染み渡る。
シンプルだから染み渡るのかもしれません。

そのもろさんの音楽を、高橋さんのピアノとkiaraさんの歌で聞ける。
空間の広がりと自由、自然とのつながりが体感できる素晴らしい体験でした。
音楽って本当に力がある。
そんな場に大切な方々、そして夫婦でいたことがとても嬉しく感じました。

高橋さん、kiaraさん、ありがとうございました^^

音のおかげで心スッキリ

昨晩はライブに行ってきました。
美味しい人生ワークショップの後。
ライブはなんといってもその場、生の音の波を感じられるのが本当に嬉しい!

アーティストはCoaltar of the deepers
オルタナティブとか、シューゲイザーとかいろいろ言われていますが
ざっくりと激しめのロックバンドですが、激しいだけではなくて
ジャズやボサノバを取り入れていたり、デスメタル風の曲もあったりととにかく幅が広くてとても楽しめます。
自分もあれこれ聞く方なのでとっても楽しい。

会場は代官山UNIT オールスタンディングのライブハウスです。

音のうねりに身を任せていてふと思ったことは
「音ってすごいなぁ!」でした。

先週は
木曜日:自分の音場~oTo Bar~で深夜まで
金曜日:事務所UNITYの交流会で深夜まで
土曜日:午後は講座に出て夜は講座の準備
日曜日:朝から自分の講座

でかなり肉体的には疲れもピークだったので
「今日はおとなしく後ろの方で見ていようかな」なんて思っていたのに始まったら
ヘッドバンキング(歴27年・・・w)、そしてモッシュ(フロアで大暴れ)です(笑)

ふと、この衝動はなんなのか!
と思ったんですが、本当に反応なんですよね。

世界各国、祭りのときの踊りやリズムがあります。
人間のもつ機能の一つなんだと確信しています。
本能に直結する開放プログラムです。

おかげさまで、本日、心はスッキリ。
最高です。
しかし、体は首を始め全身が痛い。。。まさか40過ぎてフロアにいるとは。
こうなったらヘッドバンキングとモッシュのために身体を鍛えようかと本気で考えています(*^^*)

浮かんできたキーワードは「絶対リズム感」

パートナーとの共通項

昨日の「美味しい人生ワークショップ」にご参加いただいた方向けに
ちょっとお伝えしきれなかったことを書いて行きたいと思います。

昨日は、パートナーのいない男女限定のワークショップ。
参加者の方々が仲良くなっていただき、お互いに交流を持っていただくことが最終的な目的でした。
ワークショップの目的は自分なりの「美味しい人生」を見つけていただくこと。

改善ポイントもいくつかありましたが、とても楽しい時間でした。
ありがとうございました♪

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さて、終了後私はライブに出かけました。オットと現地で待ち合わせ。
ちょっと激し目のバンドです。
オールスタンディングのライブハウスで、前方では暴れている人たちが少々いる感じ。
洋楽のライブなどで大きな会場ではあまり見られない光景です。

私はヘッドバンキング派なのですが、
多少はモッシュ(周りの人とガンガンぶつかりながらも大暴れするようなこと)にも参戦します。
(お陰で本日は首が痛いです・・・w)

ライブ中はオットとは基本的に別行動。
近くにいてアイコンタクトを取ることもありますが、暴れている時にそんなことは気にしてられません。
そうオットと一緒でも(オットが彼氏のときから)お互い勝手に暴れに行きます(笑)
終わってお互い汗だく(Tシャツが絞れるくらい)の中、落ち合っていろいろ話しながら帰ります。

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パートナーを探すときって自分が好きなこと、大切なものの1つか2つが合うことって大切だなと思ったんです。
私が大切なことは 1.音 2.酒と食
オットとはこの2つはとても合います。
何が好きということは多少違うのですが、向かう姿勢が似ているのです。

音を聞いたら体が動いてしまう。
ライブとなれば暴れたいという血が騒ぐ
何もすることがなければライブDVDで盛り上がるかみたいな。

酒と食については、先日言われたのが「イタリア人の夫婦のよう」と。
「今日は何を食べる?何と合わせる?」という会話が当たり前の二人です。
朝から、夜に何を食べてどんなお酒と合わせるかをじっくり考えて
下手したら午後からその準備。
午後は塩ごはんを食べるくらい適当でも二人での会話とお酒と食べ物を楽しむ。

みたいな。そういう姿勢です。
私はCDをたくさん集める方ではないけど彼は1000枚超え
私は焼酎が苦手(飲めるけどちょっとアレルギー反応がでることがある)、彼は好き
みたいな細かい違いはありますよ。

ここは一緒に楽しめる人がいいなぁということを考えてみるだけでも
1つ大きく進むのかもしれないな。と思いました。

昨日の気づきにちょっと追加のエッセンスを♪